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静岡大学グリーン科学技術研究所

Research Institute of Green Science and Technology, Shizuoka University
  • 第1部会

研究所・センターの概要


所長
間瀬 暢之
Mase, Nobuyuki
キーワード
グリーンエネルギー、グリーン分子、グリーンAI、固体材料、新エネルギー、分子化学、機能化酵素、フェアリー
住所
〒422-8529
静岡県静岡市駿河区大谷836
― 学際融合で拓く、グリーン社会への未来 ―

静岡大学グリーン科学技術研究所は、地球環境保全や資源・エネルギー問題の解決に向け、循環型社会の実現を科学技術で支える研究拠点です。2013年の設立以来、環境・エネルギー・バイオ・化学など多様な分野を融合し、基礎から応用、さらには社会実装まで一貫したグリーン・イノベーションに取り組んでいます。研究所には独自のビジョンを掲げる8つの研究コアがあり、未来を切り拓く「卓越コア」(グリーンエネルギー・グリーン分子・グリーンAI)と、次世代技術を担う「次世代コア」(新エネルギー・固体材料・分子化学・機能化酵素・フェアリー分子)が相互に連携し、新たな価値を創出しています。異分野融合による発見を教育や産学官・国際連携にも展開し、探究の深化、学際研究の進化、社会実装の開花を通じて、グリーン科学技術の未来を切り拓く挑戦を続けています。

令和6年度の研究活動内容及び成果


■峰野博史教授が「情報処理学会フェロー」の称号を授与

フィールドインフォマティクス研究コアの峰野博史教授が、情報科学的アプローチによる情報協働栽培技術の研究開発と学会運営への貢献により、2023年度「情報処理学会フェロー」に選出されました。情報処理学会フェローは、情報処理分野の発展・普及に著しい貢献を果たした会員に授与される称号であり、峰野教授のこれまでの功績が高く評価されました。
https://www.green.shizuoka.ac.jp/information/20240408/

■日本プロセス化学会ウィンターシンポジウム共催報告

2024年12月7日、日本プロセス化学会ウィンターシンポジウムを浜松アクトタワーで開催し、静岡大学グリーン科学技術研究所と共催しました。プロセス化学は産業と学術をつなぐ重要分野であり、370名が参加し、産学官の交流と研究成果の社会実装に向けた議論が活発に行われました。特産品提供やマッチング企画も好評で、産学連携強化と地域貢献に資する貴重な機会となりました。
https://www.green.shizuoka.ac.jp/information/20241213/

■UniCReSS:第6回静岡県大学研究連携シンポジウム/第18回超領域研究会を開催

本シンポジウムは2019年に開始し、静岡大学、静岡理工科大学、静岡県立大学、東海大学、浜松医科大学の5大学が連携して実施しています。2024年9月13日、第6回シンポジウムを静岡駅前SISTキャンパスで開催し、71名が参加しました。各大学の研究者による講演や情報交換を通じて、県内大学間の交流と多様な研究連携の深化・発展に貢献する貴重な機会となりました。
https://www.green.shizuoka.ac.jp/information/unicress20240913/

■The 3rd CNU-SU Joint Symposium 韓国忠南大学校合同シンポジウムを開催

2024年7月26日、静岡大学グリーン科学技術研究所は、韓国・忠南大学校(CNU)と第3回SU-CNUジョイントシンポジウムを共催し、教員・学生71名が参加しました。両大学の研究者13名が発表し、活発な議論と交流が行われ、共同研究推進と学生の国際的視野拡大に大きく貢献する貴重な機会となりました。
https://www.green.shizuoka.ac.jp/information/3rdsucnureport/

社会との連携


■プレスリリース

2025.02.26
高温ストレス下で植物の発芽を調節できるタンパク質の活性化機構を解明 ~植物の高温発芽阻害の解決に向けた新たな知見を提供~
https://www.green.shizuoka.ac.jp/information/20250304/

2025.01.15
ワインブドウの成育測定はAIにお任せ: 静岡大学の生成AI拡張技術を用いた農業DX
https://www.green.shizuoka.ac.jp/information/20250115/

2024.07.09
生成データ拡張手法でメロン等級判定AIの精度向上を実現
https://www.green.shizuoka.ac.jp/information/20240709/

2024.05.14
フェアリー化合物の短段階合成手法の開発 -ファインバブル技術を活用したグリーンものづくり-
https://www.green.shizuoka.ac.jp/information/20240514/

2024.05.13
プレバイオティクスであるイソマルトオリゴ糖を分解する細菌酵素の立体構造を解明
https://www.green.shizuoka.ac.jp/information/20240513/

■グリーンサイエンスカフェ

2016年度から当研究所名にちなんだ「グリーンサイエンスカフェ」を市民の方々を対象に静岡と浜松で開催しています。研究所員が毎回交代で自身の研究内容を紹介するもので、だれでも気楽に参加できるようカフェ形式で行っています。最先端のグリーン科学技術研究を当研究所から積極的に発信できるように今後も継続的に開催していきます。
https://www.green.shizuoka.ac.jp/green_science_cafe/

■さくらサイエンスプログラム

2024年12月18日から24日までの7日間、JSTさくらサイエンスプログラムを活用し、インド・Indian Institute of Technology Hyderabad(IITH)から教員1名、博士課程3名、修士課程3名の計7名を招聘し、「高度国際頭脳循環によるグリーンサイエンス研究共同促進」をテーマに交流を行いました。
https://www.green.shizuoka.ac.jp/information/sakuraproject2024/

 

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