東北大学青葉山新キャンパス内に建設が進む次世代放射光施設を活用し、学術的挑戦性と産業的革新性の融合が誘発する産学共創の世界最高水準の研究開発拠点を形成します。その戦略的活用により、産官学金からなるリサーチコンプレックスを形成し、イノベーション・エコシステムの構築とグローバル・リーダー育成等に取り組むことが可能となります。センターのミッションは、1.新学術の創発と未踏研究領域を開拓すること、2.社会連携に基づき、未来価値創造を支援すること、3.海外施設/大学との国際研究ネットワークを構築すること、4.世界トップレベルのグローバルリーダーを育成することです。施設の安定運用するときまでに、いわゆる『次世代放射光技術』の研究開発を集中的に行って、全く新たな計測技術や放射光利用技術が、次々と開発されるものと期待されています。
2023年秋~冬頃にファーストビーム、2024年度から運用開始される、次世代放射光施設は、現在、東北大学青葉山新キャンパスにて、建設中です。既に、基本建屋はできあがり、加速器据え付けからビームラインの整備に、作業内容は移っています。東北大学国際放射光イノベーション・スマート研究センター(略称SRIS)は、初期に整備されるビームライン10本のうち、地域パートナー側で用意する、コアリションビームライン7本の仕様決定に、主体的に関与しました。
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