東京大学先端科学技術研究センター(略称:先端研)は、1987年の設立以来、学術の発展と社会の変化から生じる新たな課題へ挑戦し続け、新領域を開拓することによって科学技術の発展に貢献することを使命としています。材料、環境・エネルギー、情報、生物医化学、バリアフリー、社会科学の6つのカテゴリーのもと、50にのぼる研究室が文・理の垣根を越えた領域横断の研究活動を行っています。2020年には「先端アートデザイン分野」を創設し、論理のみならず感性を軸に異分野融合を進め、自然と共生するための多様な解を導く新たな科学技術の姿を探求。第一線のデザイナーや音楽家などと共に、科学技術とアートの協奏を進めています。学際融合研究の成果を社会実装すべく国内外の自治体と連携協定を結び、地域固有の課題と先端研のシーズをつなぐことでSDGsの達成に資する多様な取り組みの展開や、障害を持つ人たちも含めて皆が主役となって働くことができる新たな社会像の構築を進めています。東大の附置研究所としては唯一、博士後期課程(工学系研究科先端学際工学専攻)を設置し、間口の広い独自の入試とカリキュラムで、イノベーションを生み出す力を持った人材育成にも取り組んでいます。
地域産業活性化、震災復興、コミュニティー再生、知識・経験・能力を活かした研究交流や人材育成から新しい働き方などの様々な地域課題の解決策を、地方自治体や地域および地方大学・研究機関・民間企業等と取り組んでいます。共創のネットワークは現在国内外の22の自治体に広がっており、現場と密につながる地域連携プロジェクトが進んでいます。
2021年4月に「先端教育アウトリーチラボ(AEO)」を開設しました。探究学習やSTEAM教育等における大学リソースへのニーズに対し、先端研の強みを生かした文理融合・分野横断的な教育プログラムを教育現場等と共創しながら提供することで、初等中等教育における、最適な形で次世代育成を支援していきます。
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