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静岡大学グリーン科学技術研究所

Research Institute of Green Science and Technology, Shizuoka University
  • 第1部会

研究所・センターの概要


所長
朴 龍洙
PARK,
Enoch Y.
キーワード
グリーンエネルギー創成、最適化エネルギーネットワーク、環境ストレスマネジメント、ゲノム科学、機能性分子の発見・設計・創成、ナノバイオ科学
住所
〒422-8529
静岡県静岡市駿河区大谷836

少子高齢化の急速な進展や地球規模の環境悪化は、我々人類をはじめとする全ての生物の生存を脅かしています。グリーン科学技術研究所は、このような深刻な社会・環境の変化に対応できる新たなハイテク集約型科学技術の構築を目指し、平成254月に設立されました。
本研究所は、グリーンエネルギー研究部門、グリーンバイオ研究部門、グリーンケミストリー研究部門の3研究部門と、各研究部門を技術面から支える研究支援室とで構成されています。本学の研究フェローや若手重点研究者は、世界をリードする基礎的・独創的研究に取り組んでおり、国内外の関連企業や研究機関との共同研究、地元自治体と積極的に連携することにより、社会に対する責任を果たしていきたいと考えています。

平成28年度の研究活動内容及び成果


環境・エネルギー分野(エネルギー・生態系保全・利用)とグリーンバイオ分野(生化学・ナノバイオ)を中心にした個別の研究体制を横断的に融合統合し、新たな社会と価値の創出に向けて研究基盤を強化しました。特筆すべき成果としては、蛍光性半導体ナノ粒子である量子ドットCdTeSeS (quantum dot, QD)と銀-金ナノ粒子(Ag-AuNP)を用いた局所表面プラズモン共鳴蛍光増強効果によるノロウイルスの迅速検出法を開発しました。予め作製した検出液に被験体ノロウイルス様粒子(NV VLP)を含む溶液を加え、それぞれ5分間反応させた後、検出を行う方法により、市販キットの100倍程度の高感度(0.54 ng/ml)で検出が可能となります。
また、将来的に世界的な教育研究機関と持続的協力関係を確立するために、国際共同研究・連携を推進し、競争力のある研究拠点形成を進めています。平成28年度はマレーシア工科大学(UTM)へのブランチ研究室の設置に向けた共同研究やインド工科大学ハイデラバード(IIT-H)との大学間協定の締結及びグリーンバイオ科学関連の共同研究を開始するなどアジアを中心とした研究機関との研究連携を推進しました。

 

社会との連携


■地域産業界への科学・技術サービス 
グリーン科学技術研究所は3つの研究部門とは別に、ゲノム機能解析部・分子構造解析部からなる研究支援室を設置しています。ゲノム機能解析部では次世代シーケンサーを始めとした最先端機器を、分子構造解析部では核磁気共鳴装置など各種分析機器を集中管理しており、学内利用者の研究と教育活動の支援、利用講習会の実施、並びに大型機器を学外に開放することによる民間企業の活動支援を行っています。

■地域の中高生のための科学教室 
本研究所では、毎年、地域の中学生や高校生を対象に公開講座を実施しています。静岡キャンパスにおいては、中学生~高校生2030人を対象に「ルミノールの合成と発光実験」や簡単な遺伝子に関する実験講座を開催しました。

■最先端科学研究の発信
平成28年度から当研究所名にちなんだ「グリーンサイエンスカフェ」を地域住民の方々を対象に開催しています。研究所員が毎回交代で自身の研究内容を披露するもので、身構えることなく聴講できるようにカフェ形式で行っています。最先端の科学研究を当研究所から積極的に発信できるように、今後も継続的に開催していきます。

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