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筑波大学計算科学研究センター

Center for Computational Sciences, University of Tsukuba
  • 第1部会
  • 共同利用・共同研究拠点

研究所・センターの概要


センター長
梅村 雅之
Umemura, Masayuki
キーワード
学際計算科学、計算機科学、スーパーコンピュータ
住所
〒305-8577
茨城県つくば市天王台1-1-1

筑波大学計算科学研究センターは、科学の様々な分野と計算機科学分野の協同・融合を軸とした「学際計算科学」を推進しています。スーパーコンピュータおよび超高速ネットワーク技術の開発を行うと共に、素粒子・原子核・宇宙・物質・生命・地球環境・生物・情報など諸領域における超高速シミュレーション及び大規模データ解析や情報技術の革新的な応用研究を行っています。

本センターは、1992年設置の計算物理学研究センターを拡充し、2004年4月に設置されました。2010年には共同利用・共同研究拠点「先端学際計算科学共同研究拠点」に認定され、現在は「HA-PACS/TCA」「COMA」2台のスーパーコンピュータを管理・運用しています。2013年3月に東京大学と共に「最先端共同HPC基盤施設」を設置、次期スパコンの共同運転・運用に向けて共同設計を行っています。また、ポスト「京」で重点的に取り組むべき社会的・科学的課題に関するアプリケーション開発・研究開発重点課題⑨「宇宙の基本法則と進化の解明」の拠点として「京」を用いた計算科学を推進すると共に、後継スパコン開発でも重要な役割を果たしています。

平成27年度の研究活動内容及び成果


2012年2月に稼働開始した「HA-PACS」は2013年11月に「TCA」部を拡張し、総ピーク演算性能が1.166ペタフロップス(毎秒1166兆回)の「HA-PACS/TCA(PACS-VIII)」に増強されました(写真左)。「HA-PACS/TCA」は、2013年の省エネスパコンランキングGreen500で3位に認定されました。また、2014年4月にはIntel Xeon Phiプロセッサ(61コア)を演算加速装置部として搭載した総ピーク演算性能1.001ペタフロップスの大規模メニーコア「COMA(PACS-IX)」(写真右)を導入しました。

これらを計算機資源とし、全国共同利用を実施し、素粒子、宇宙、原子核、物質科学、生命、地球環境、生物、化学、計算機工学の各分野における計算科学を振興しました。平成27年度学際共同利用プログラムでは、「HA-PACS/TCA」で28のプロジェクト、「COMA(PACS-IX)」で45のプロジェクトが推進されました。

 

HA-PACS/TCA(PACS-VIII)

HA-PACS/TCA(PACS-VIII)

COMA(PACS-IX)

COMA(PACS-IX)

社会との連携


国際的な協力は、学際計算科学を推進・加速させるために重要な活動です。素粒子物理の国際データ共有プロジェクトILDGや、英エジンバラ大学、米ローレンスバークレイ研究所との連携協定など、国際的な研究協力体制を築いています。

国内では、2013年3月に東京大学と「最先端共同HPC基盤施設の設置及び運営に関する協定」を締結し、次期スパコンの共同設計開発と共同運転・運用を行い、諸分野の計算科学の研究に供して最先端の計算科学を推進していくことになりました。つくば市内の各研究機関(KEK,AIST,NIMSなど)ともすでに密接な研究協力関係を結んでいます。

これまで進めてきた国内外の研究協力を強化、展開し、共同研究に向けて研究者や学生の交流を行うための懸け橋として活用していきます。

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