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筑波大学アイソトープ環境動態研究センター

Center for Research in Isotopes and Environmental Dynamics University of Tsukuba
  • 第1部会
  • 共同利用・共同研究拠点

研究所・センターの概要


センター長
恩田 裕一
Onda, Yuichi
キーワード
福島、原発、放射能、アイソトープ、環境、水循環
住所
〒305-8577
茨城県つくば市天王台1-1-1

2011年3月に東京電力福島第一原子力発電所事故(原発事故)が発生し、原子炉施設から放出された放射性物質は、東日本の広域に飛散・沈着した。地表面に降り積もった放射性物質の再飛散や放射性物質を吸着した土砂の移動にともなう河川、湖沼、海洋への移行、森林・農作物、陸域・海洋生物への移行過程についての学問的知見を国際的に発信することが我が国の責務である。本センターの目的は、陸域及び海域、生態系における放射性物質の拡散・輸送・沈着・移行過程を同定し、その実態とメカニズムを解明すること及びそれに基づいて長期的な汚染状況の予測と被ばく線量に及ぼす影響を解明することである。そのために放射性物質の移行の実態とメカニズム、環境影響評価に関する国内外の共同研究を推進し、それら研究成果を集約する拠点として機能させることにより、環境中の放射性物質動態における世界最高レベルの研究・教育拠点を創出する。また、様々な学問分野における最先端の研究者を交えた分野横断的な共同研究を推進することにより、長期的な汚染状況の予測と被ばく線量低減に資するとともに放射性物質をトレーサとした新しい環境動態研究分野の創出を目指す。

令和元年度の研究活動内容及び成果


共同研究拠点事業として「若手共同研究」26件、「重点共同研究」57件、「海外共同研究」15件及び「一般共同研究」を採択し研究を推進した。
重点共同研究では、国内の大学・研究機関の研究者と重点課題についての戦略的な共同研究を展開した。
若手共同研究では、35歳以下の若手研究者を対象として重点的に支援を行い、当センターの施設やデータベースを活用した共同研究を推進した。
それに加え、拠点内での共同研究をより強化するために拠点間共同利用27件を採択した。
さらにIAEAとの共同研究を推進し、その成果として,Technical Reports Series No. 486として、「Guidelines on Soil and Vegetation Sampling for Radiological Monitoring」が上梓された。
https://www.iaea.org/publications/12219/guidelines-on-soil-and-vegetation-sampling-for-radiological-monitoring

社会との連携


環境中に拡散した放射性物質の移行についての調査研究を行っており、この目的遂行のために国際原子力機関(IAEA)、フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN仏)、Plymouth大学(英)等の国際機関と連携して、世界最高水準の手法と技術を用いて、水・土砂移行モニタリング及びモデリングを行うなど課題解決に向けて総力をあげて取り組んだ。
また、福島関連データを中心としたデータベースの構築に努め、doiを用いたデータベース公開を開始した。
http://www.ied.tsukuba.ac.jp/database/

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