研究所・研究センター一覧

神戸大学経済経営研究所

Research Institute for Economics and Business Administration, Kobe University
  • 第3部会

研究所・センターの概要


所長
上東 貴志
Kamihigashi, Takashi
キーワード
グローバル経済、企業競争力、企業情報、グローバル金融、企業資料
住所
〒657-8501
兵庫県神戸市灘区六甲台町2-1

本学経済経営研究所は、1919年(大正8年)に神戸高等商業学校・商業研究所として創設されました。日本の国立大学における社会科学系附置研究所としては最も長い歴史と伝統を誇り、東京オリンピックの前年にあたる2019年には創立100周年を迎えます。社会・経済・企業に関する資料の収集・整備は設立当初から絶え間なく行い、現在、附属企業資料総合センターにおいて、最新技術に基づくデータベース化・検索システムの構築を進めています。また、本研究所は社会科学系教育研究機関としては初の「情報処理学会・分散コンピュータ博物館」を有し、歴史的に貴重な計算機器類も展示しています。研究体制は「グローバル経済」、「企業競争力」、「企業情報」、「グローバル金融」の4研究部門を柱とし、経済学と経営学の両分野を掲げる国内唯一の附置研究所として、先端的・学際的研究を行っており、国際的にも高く評価されています。さらに、本研究所は会計学における国内唯一の国際的学術(査読付)雑誌「The Japanese Accounting Review」を編集・刊行するとともに、多岐に渡る多数の国際会議、公開セミナー、公開シンポジウム等を開催しており、国際社会にも地域社会にも貢献しています。

平成27年度の研究活動内容及び成果


鐘紡資料

当研究所(当センター)では、戦前期日本最大の紡績会社・カネボウ株式会社の企業経営資料(鐘紡資料)を公開しています。会社設立 (1886年)から1990年代まで約6500点にのぼり、第二次世界大戦前後を見渡せる数少ない企業資料群の一つで、紡績会社の経営実態や 戦後の多角経営の内実などを知ることができます。現在、附属企業資料総合センターでは、JSPS科研費257004の助成を受けて、鐘紡資料 のデジタルアーカイブ化を進めています。これは、特に貴重な資料のデジタル画像撮影を行い、デジタル画像と目録情報を一体化させた検索用データベースを構築し、Web上で公開する事業です。現在、約6500点の目録情報と一部のデジタル画像を公開しています。

( http://toledo.rieb.kobe-u.ac.jp/php/webdb/kaneboutest/kanebou_top.php )

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■The Japanese Accounting Review (TJAR)

The Japanese Accounting Review (TJAR)は2011年に創刊された、わが国の会計学においては貴重な査読付英文雑誌です。TJAR編集委員会では発刊と連動した国際カンファレンスをこれまで6回開催し、そこでは毎回活発な議論が繰り広げられてきました。雑誌、カンファレンスともに会計学研究者に注目される存在になっています。

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社会との連携


若手研究者育成と地域企業との交流

■兼松フェローシップ
当研究所は1993年に、兼松株式会社および財団法人(現在は公益財団法人)兼松貿易研究基金と共同で委員会を設置し、兼松フェローシップを設立しました。本フェローシップの目的は、経済学・経営学・会計学の分野で優秀な論文を執筆した大学院生に奨学金を授与するものです。当研究所は毎年懸賞論文を募集し、2015年は応募論文が8編で、うち入賞は1編でした。

■神戸商工会議所との産学連携ゼミナール
当研究所は2004年から、毎年1回神戸商工会議所と共催で、地元の産学連携への貢献を目的として、本ゼミナールを開講しています。これまで多くの企業経営者が聴講しました。2016年には「イノベーションを通じた競争力構築~企業の持続的成長に向けて~」について講義を行いました。

■サービス・イノベーション研究
2006年度より、文部科学省のプロジェクトとして始まりました。当研究所では、2009年度よりサービス分野のイノベーションをビデオ教材化してきました。成果として、2015年度の2テーマを追加し今までに合計18のサービス・イノベーション事例を映像化しています。最新の研究は「計算機と社会」の事例で、当研究所・経営機械化展示室(情報処理学会分散コンピュータ博物館)の歴史に関する内容も含んでいます。

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