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神戸大学経済経営研究所

Research Institute for Economics and Business Administration, Kobe University
  • 第3部会

研究所・センターの概要


所長
神谷 和也
Kamiya, Kazuya
キーワード
グローバル経済、企業競争力、企業情報、グローバル金融、計算社会科学
住所
〒657-8501
兵庫県神戸市灘区六甲台町2-1
100周年を迎えた歴史の中で、常に高度化・グローバル化する経済経営を解明する先端的アプローチを開拓

神戸大学経済経営研究所は、1919年(大正8年)に設立された神戸高等商業学校商業研究所を起源とし、昨年度に日本の国立大学の社会科学系附置研究所として最初に創立100周年を迎え、記念式典をはじめ、多くの記念コンファランス、講演会などが行われました。今後も、研究者コミュニティに対して、①絶え間なく蒐集された経済・企業資料のデータベース化を進める附属企業資料総合センター、②「グローバル経済」、「企業競争力」、「企業情報」、「グローバル金融」の4部門体制の下、経済学と経営学の両分野にまたがる多様な先端的・学際的研究を行う研究部門、③文理融合による新しい学術領域である計算社会科学を推進する計算社会科学研究センター(2018年4月に全学的な基幹研究推進組織として発展的に再配置)、④会計学における国内唯一の国際的査読付き学術雑誌The Japanese Accounting Reviewの発行、等の特徴ある貢献を果たすとともに、出版や公開シンポジウムを通じて、広く社会にも研究成果を還元していく所存です。

令和元年度の研究活動内容及び成果


文理融合研究を推進

計算社会科学研究センター CCSS(Center for Computational Social Science)

当センターは2018年4月1日、神戸大学の理念である「文理融合研究で輝く卓越研究大学」の担い手である研究所を母体として発足した全学的な基幹研究推進組織です。
当センターでは、経済学、社会科学、情報学などの様々な分野の研究者が「計算社会科学における学術研究の推進と普及」を達成するため、次の事業を行なっています。

  1. 計算社会科学における先端研究
  2. 計算社会科学における研究を促進するための技術開発
  3. 計算社会科学における研究を促進するためのデータベース作成
  4. その他、計算社会科学における学術研究の推進と普及のために必要な事業

鐘紡資料

当研究所(当センター)では、戦前期日本最大の紡績会社・カネボウ株式会社の企業経営資料(鐘紡資料)を公開しています。会社設立 (1886年)から1990年代まで約6500点にのぼり、第二次世界大戦前後を見渡せる数少ない企業資料群の一つで、紡績会社の経営実態や戦後の多角経営の内実などを知ることができます。現在、附属企業資料総合センターでは、鐘紡資料のデジタルアーカイブ化を進めています。これは、特に貴重な資料のデジタル画像撮影を行い、デジタル画像と目録情報を一体化させた検索用データベースを構築し、Web上で公開する事業です。現在、約6500点の目録情報と一部のデジタル画像を公開しています。

( http://centerdb.rieb.kobe-u.ac.jp/kanebodb/ )

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■The Japanese Accounting Review (TJAR)

The Japanese Accounting Review (TJAR)は2011年に創刊された、わが国の会計学においては貴重な査読付英文雑誌です。TJAR編集委員会では発刊と連動した国際カンファレンスをこれまで10回開催し、そこでは毎回活発な議論が繰り広げられてきました。雑誌、カンファレンスともに会計学研究者に注目される存在になっています。

 

社会との連携


若手研究者育成と地域企業との交流

■兼松フェローシップ
当研究所は1993年に、兼松株式会社および財団法人(現在は公益財団法人)兼松貿易研究基金と共同で委員会を設置し、兼松フェローシップを設立しました。本フェローシップの目的は、経済学・経営学・会計学の分野で優秀な論文を執筆した大学院生に奨学金を授与するものです。当研究所は毎年懸賞論文を募集し、2019年は応募論文が11編で、うち入賞は経済部門2編、経営部門1編でした。

■神戸商工会議所との産学連携ゼミナール
当研究所は2004年から、毎年1回神戸商工会議所と共催で、地元の産学連携への貢献を目的として、本ゼミナールを開講しています。これまで多くの企業経営者が聴講しました。2020年には、「実りあるイノベーションの実現にむけた経営戦略の重要性」について講義を行いました。

■記念式典
2019年10月13日に、神戸大学経済経営研究所創立100周年記念講演・式典を挙行しました。
当研究所の前身である神戸高等商業学校商業研究所の創設から数えて100周年を迎えることを祝し、各界の代表者、卒業生、本学退職者、本学現役教職員など多数のご臨席を賜りました。

■公開シンポジウム
当研究所は一般聴衆を対象としたシンポジウムを開催しています。2019年度には経済経営研究所創立100周年記念として、下記の4つのシンポジウムを主催しました。

  • 2019年8月2日 出版記念シンポジウム「創発型責任経営 —新しいつながりの経営モデル—」
  • 2019年8月21日 シンポジウム「創業支援の”これから”を考える —信用保証制度改革と創業支援—」
  • 2019年9月6日 シンポジウム「神戸高商のグローバル人材育成とキャリア支援~水島銕也校長の推薦書(1911-1918年)から読み解く~」
  • 2019年10月30日 シンポジウム「高齢社会の金融のあり方を考える~人生100年時代のファイナンシャル・プランニング~」

2019年9月6日 シンポジウム 「神戸高商のグローバル人材育成とキャリア支援」

2019年9月6日 シンポジウム 「神戸高商のグローバル人材育成とキャリア支援」

2019年10月13日 100周年記念式典

2019年10月13日 100周年記念式典

 

 

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