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熊本大学パルスパワー科学研究所

Institute of Pulsed Power Science, Kumamoto University
  • 第1部会

研究所・センターの概要


所長
勝木 淳
Katsuki, Sunao
キーワード
パルスパワー、バイオエレクトリクス、衝撃超高圧、強い重力場、爆発プロセス、超臨界プロセス、データ駆動科学、超低温光物性、超高速生体物性
住所
〒860-8555
熊本県熊本市中央区黒髪2-39-1

パルスパワーは瞬間的なエネルギーであり、電気エネルギー、化学エネルギー、機械エネルギー、光エネルギー等を時間的に圧縮することにより、大きな電力や仕事率などが得られます。このようなパルスパワーの大きさは、九州、日本、或いは世界での消費電力に相当するほど巨大です。パルスパワー科学研究所では、パルスパワー科学技術とその関連分野の基礎研究と新しい学理の構築を行い、パルスパワー科学技術の視点から国際社会が抱える諸問題の解決に取り組んでいます。本研究所は、日本の大学で唯一の「爆発実験施設」、国内で唯一の「バイオエレクトリクス総合研究施設」、世界トップレベルの「パルスパワー基盤設備」、世界初の「超重力発生設備」など、世界最高レベルの施設や設備を有しており、他大学や企業の研究者にこれらの施設・設備を提供しております。

平成28年度の研究活動内容及び成果


異分野融合新学問分野であるバイオエレクトリクスの研究展開

パルスパワーで生成可能な多様な極限場として、強電界・強磁界、低温プラズマ、衝撃波等があり、生成された極限場の核酸・蛋白質、動物、植物、及び微生物への作用の解明を行ってきました。パルスパワーのユニークな生体作用と積極的生体応答誘導が明らかになりつつあり、この研究成果を、バイオ技術、医療・薬品・美容、食品・農業・漁業、環境などに応用して、植物の生育制御、湖沼浄化等の成果が得られました。

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社会との連携


バイオエレクトリクス国際コンソーシアムの活動

熊本大学、オールドドミニオン大学(米国)、カールスルー工技術研究所(ドイツ)で始まったバイオエレク卜リクスと言う新しい研究領域を育成するため、2005年に熊本大学学長室でAgreement of International Bioelectrics Consortium を結びました。その後コンソーシアム参加機関が増え、米国、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、デンマーク、ポルトガル、チェコ、スロベニアの著名な大学や研究所からなる15機関が協定に調印しています。活動として、年3 回のオンライン会議を用いたミーティング、及び年1 回の国際会議を開催しています。2016 年度の国際会議は、The 12th International Bioelectrics Symposium と1st World Congress on Electroporation の合同で行われ、参加者数は約400人でした。国際会議に先立って行われたバイオエレク卜リクス国際コンソーシアムの代表による会議では、国際共同研究に関する議論が行われ、熊本大学の国際共同研究に関する先導的取り組みがモデルケースとなりました。会議の場所は、スロベニアのリゾー卜地であるポル卜ロズで行われました。写真は国際会議場の写真です。

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