研究所・研究センター一覧

東北大学流体科学研究所

Institute of Fluid Science, Tohoku University
  • 第1部会
  • 共同利用・共同研究拠点

研究所・センターの概要


所長
大林 茂
Obayashi, Shigeru
キーワード
流体、流動、環境・エネルギー、人・物質マルチスケールモビリティ、健康・福祉・医療、エアロスペース、ナノ・マイクロ、融合研究
住所
〒980-8577
宮城県仙台市青葉区片平2-1-1

本研究所は「高速力学に関する学理およびその応用の研究」を目的として1943年に高速力学研究所として設立され、1989年に改組転換して研究所名を流体科学研究所と改め、1998年に「流動に関する学理およびその応用の研究」を目的として4大研究部門制に改組しました。その後2013年4月には、3研究部門と1研究センターに改組し、再発足しました。2016年度からは、共同利用・共同研究拠点「流体科学国際研究教育拠点」としての機能を併せ持った研究教育活動を組織的に展開しています。 本研究所は流動の基礎から応用にわたる学際的研究領域での世界的中核機関として、国際的な研究活動を行うと共に、研究を通した研究者・技術者の育成を行い、科学技術の発展を通して人類社会に貢献することを目的としています。

平成29年度の研究活動内容及び成果


流体・構造・制御の異分野融合による展開翼モデリング法の確立

次世代航空機は性能向上のために、飛行中に翼を折り畳み展開する可変翼が期待されています。可変翼開発は数値モデルが必須です。しかし、流体・構造・制御が連成するために、展開翼モデル化は一筋縄で進まない難しい問題です。流体・構造・制御の三者を適切に融合した可変翼の流体構造連成モデリング法を確立することが研究目的です。構築したモデリング法を用いた数値解析の妥当性実証の為に、翼展開実験を低乱熱伝達風洞で行いました(図1)。風洞実験の翼の様子は、高速度カメラで撮影しました。風洞実験と提案モデル解析が良好な一致を示している(図2)ことから、提案するモデリング法の妥当性が実証できると考えています。現在、高機能な次世代航空機の実現に向けて、本展開翼モデリング法に関する研究に邁進しています。

図1:風洞測定部における展開翼モデルの設置

図1:風洞測定部における展開翼モデルの設置

図2:展開挙動(上段:実験,下段:解析)

図2:展開挙動(上段:実験,下段:解析)

社会との連携


第14回流動ダイナミクスに関する国際会議

東北大学流体科学研究所が主催するICFD(International Conference on Flow Dynamics) は14回目を数え、29か国から685人(海外;258人)の大勢の参加者が集まって開催されました。今年も流体は勿論のこと、エネルギー、地球環境、ライフサイエンスなど、人類が直面する諸問題に付いて活発な議論がなされ、被災地仙台から「がんばろう東北 がんばろう日本」を発信することが出来ました。

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