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東京工業大学科学技術創成研究院未来産業技術研究所

Laboratory for Future Interdisciplinary Research of Science and Technology, Institute of Innovative Research, Tokyo Institute of Technology
  • 第1部会
  • 共同利用・共同研究拠点

研究所・センターの概要


所長
小山 二三夫
Koyama,Fumio
キーワード
知能化工学、情報イノベーション、電子機能システム、量子ナノエレクトロニクス、フォトニクス集積システム、先進メカノデバイス、融合メカノシステム、先端材料、都市防災、異種機能集積、生体医歯工学
住所
〒226-8503
神奈川県横浜市緑区長津田町 4259
異分野融合による新たな産業技術創成を目指す

未来産業技術研究所は、機械工学、電気電子工学、金属工学、情報工学、環境工学、防災工学、社会科学等の異分野融合により、新たな産業技術を創成し、豊かな未来社会の実現に貢献することをミッションとして、平成28年4月1日に、精密工学研究所、像情報工学研究所、量子ナノエレクトロニクス研究センター、建築物理研究センター、異種機能集積研究センターが統合されて創設されました。未来産業技術研究所は、 11の研究グループ(研究コア)から構成され、情報工学、電気電子工学、光電子工学、機械工学、制御工学、バイオ工学、材料工学、環境工学、防災工学などの専門分野での基盤技術研究を深化させるとともに、異分野融合研究を推進しています。その中で、生体医歯工学研究コアは、平成28年度からスタートしたネットワーク型共同研究拠点「生体医歯工学共同研究拠点」の活動の中核を担うものです。

平成27年度の研究活動内容及び成果


代表的な最近の研究成果の一例は、下記の通りです。

情報技術と先端エレクトロニクス

脳科学研究分野であるブレインマシンインタフェースの研究が精力的に進められ、磁気共鳴機能画像法fMRIや硬膜下皮質表面電位ECoGを用いた脳信号の非侵襲計測方法の提案、脳波から腕の3次元運動を推定したロボット制御といった研究成果が得られている。エレクトロニクスの分野では、高分解能MEMS加速度センサーをCMOS-LSI直上に1チップ集積し、従来のMEMS技術では困難だった1G(重力加速度)以下の高分解能検知をワンチップのMEMSセンサーで実現している。またフォトニクス分野では、絶対波長安定化面発光レーザと光群速度を制御した光デバイスの開拓とその集積化を推進し、世界最高性能のフォトニクス集積システムを実現している。

革新的機械システムの実現

機械工学の分野では、磁気浮上技術を用いた遠心血液ポンプの高性能化・多機能化の研究により、補助人工心臓の実用化を推進している。また、高度機能集積形マザーマシンの実現とそれによる工作機械工学の確立の成果は、革新的な工作機械及びその構成要素の実現を可能にしている。ナノ加工、ナノ計測、ナノ制御、ナノデバイスに関する研究成果を融合した世界一の性能を実現する革新的機械システム、センサー・アクチュエータ等の構成要素を創出し、高度人材育成とものづくり産業基盤の構築に貢献している。

医工学連携による研究展開

東京医科歯科大学に代表される他研究機関との医工学連携により、高度ヒューマンインタフェース、世界最小の体外循環用磁気浮上式人工心臓、力覚提示機能を備えた手術ロボット、医療用新材料を創出し、Quality of Life(QOL)の向上に貢献しています。

MEMS構造をCMOS-LSIと一体化した加速度センサー

MEMS構造をCMOS-LSIと一体化した加速度センサー

世界初・空気圧駆動型内視鏡ホルダーロボット

世界初・空気圧駆動型内視鏡ホルダーロボット

 

社会との連携


未来産業技術研究所の母体となる精密工学研究所は、常に産業界と連携しながら、様々な機械要素、半導体、工作機械、制御装置、静粛工学、新素材、面発光レーザなどの研究を通して、我が国の産業基盤の構築と国際競争力の強化に多大な貢献をしてきました。新たな研究所として誕生した未来産業技術研究所では、異分野融合研究を展開すると共に、産業界との連携を通して、研究成果の社会実装まで繋げることを積極的に推進して参ります。

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