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東京大学先端科学技術研究センター

Research Center for Advanced Science and Technology, The University of Tokyo
  • 第1部会

研究所・センターの概要


センター長
神崎 亮平
Kanzaki, Ryohei
キーワード
材料、情報、環境・エネルギー、生物医化学、バリアフリー、社会科学
住所
〒153-8904
東京都目黒区駒場4-6-1
科学と技術のハーモニーで人と社会をつなぎ、未来を形にする先端研

先端科学技術研究センター(略称:先端研)は、従来の大学の殻を破る研究・教育体制を推進し、「我が国初」という枕言葉がつく多くの取り組みを実践しています。自由な研究環境のもと、理工系の先端研究から社会科学やバリアフリーという未来の社会システムに関わる40以上の研究室が、野心的に研究を展開。サイボーグ昆虫、ゲノム医療、次世代太陽光発電、震災復興、コミュニティ再生、量子コンピュータ、自在化身体、群集マネジメント、安全な水へのアクセス、当事者研究、ショートタイムワーク制度など、ユニークな視点から社会課題の解決に挑んでいます。また、博士後期課程(先端学際工学専攻)を有し、イノベーションを生み出す力を持った人材育成や企業研究者の再教育にも取り組んでいます。

平成29年度の研究活動内容及び成果


先端研の平成29年度の主な研究成果としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 量子コンピュータの制御に関わる基盤技術として注目されるマイクロ波単一光子の量子非破壊測定に世界で初めて成功【量子情報物理工学分野】
  • 天然の鉱物であり、骨や歯を構成することでも知られるヒドロキシアパタイトが、生命を司る鍵物質である核酸(DNA・RNA)の構成要素であるリボースの合成を触媒することを見いだした【生命反応化学分野】
  • 障がいなどにより通常の雇用システムでは就労機会を得られない人々を排除しない新しい社会参加システム構築研究プロジェクト「IDEA(Inclusive and Diverse Employment with Accommodation)」において、企業との連携により「ショートタイムワーク制度」の普及を積極的に推進【人間支援工学分野】
  • 食塩を過剰に摂取することにより発症する高血圧が、純粋な腎臓の機能障害が発端となることを遺伝子改変マウスを用いて初めて証明【臨床エピジェネティクス講座】
  • 群集の安全とサービスの向上を目指す社会連携研究部門「群集マネジメント研究会」発足【数理創発システム分野】
  • 食物発酵や環境衛生に関連する現場で、菌の増殖を蛍光で検出できる化学システムを構築【生命反応化学分野】

 

社会との連携


  • 現場と密につながる地域連携プロジェクトの推進―自治体連携
    研究シーズを活用した地域産業活性化活動、震災復興、コミュニティ再生、知識・経験・能力を活かした研究交流や人材育成から新しい働き方の実証実験まで、地方自治体や地域とより機動的で緊密な連携を行っています。
  • 人間、社会に向かった発信、研究成果の社会への還元
    毎年6月には研究室等を一般公開するキャンパス公開、8月には障害など抱えた高校生・高卒者のための大学体験プログラム「Do-IT Japan」を開催するなど、多様な取り組みを展開しています。また、全国の中高生の科学技術への関心を高めることを目的とした「先端研リサーチツアー」を実施。参加者は研究室見学や先端研教員による講義を体験することができます。
    2017年度には先端研設立30周年を記念した公開講演会も開催しました。

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