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東京大学先端科学技術研究センター

Research Center for Advanced Science and Technology, The University of Tokyo
  • 第1部会

研究所・センターの概要


所長
神崎 亮平
Kanzaki, Ryohei
キーワード
材料、情報、環境・エネルギー、生物医化学、バリアフリー、社会科学
住所
〒153-8904
東京都目黒区駒場4-6-1

科学技術には素晴らしい恩恵がある。しかし、社会の仕組みが従来とは異なる方向に展開する今、私たちは科学技術における「唯一の最適解」だけではなく「多様な選択肢」を手にする必要がある。先端科学技術研究センター(略称:先端研)は30年以上前から文理融合を実践。臆することなく挑戦する先端研独自の文化が、次世代生命医科学を開拓する若手研究者の挑戦的なプロジェクト、既存の自治体連携を超えた交流拠点の創出、インクルーシブなアカデミア実現に向けた大学組織デザイン、新機軸の教育や雇用の社会実装、部局横断型の創発戦略研究、地域気象データと先端学術による戦略的社会共創拠点の創出など、新領域の開拓を強力に推進している。
2021年1月には、世界的な企業とアーティストが手を携えた『先端アートデザイン社会連携研究部門』を設置。人間中心の個の解、「差」を求める西欧思想がベースの科学技術とは異なる新たな選択肢として、日本が培ってきた自然と共生する生き方、すべてを包括的に捉える「和」の視点に基づく科学技術の発展を目指す。

令和2年度の研究活動内容及び成果


最近の大きな研究成果としては、以下が挙げられます。

  • 細胞内の狙ったゲノムDNA配列にC→TとA→Gの同時塩基置換を誘導する新規ゲノム編集技術を開発
  • 高齢者において血圧が上昇する機序を解明、血中Klothoの測定が高齢者高血圧の発症予知の有用なマーカーとなる可能性を示唆、新たな治療法を提示
  • 外部から運動を与えて人間の行動を協調的に補助・誘導する人間と機械のインタラクションにおける認知メカニズムの理解につながる新たな知見
  • 従来の抗がん剤に代わる化学療法として期待される強力な抗腫瘍効果と低酸素環境選択性を併せもつミニ核酸医薬の開発
  • 自動化4検体プール方式によるPCR検査の有効性を証明、わが国でPCR検査に汎用されている唾液検体およびOne step RT-PCR法を用いた効率的な検査システムの実用化に寄与する成果
  • 危険物質探知や災害現場での捜索活動などに応用が期待される、匂いの発生源に高速・高効率に到達する技術の開発を昆虫触角を活用して実施、カイコガ触角を搭載したバイオハイブリッドドローンによる匂い源定位に成功

社会との連携


地域産業活性化、震災復興、コミュニティー再生、知識・経験・能力を活かした研究交流や人材育成から新しい働き方などの様々な地域課題の解決策を、地方自治体や地域および地方大学・研究機関・民間企業等と機動的に緊密な連携を行っています。共創のネットワークは現在国内外の21の自治体や地域に広がっています。

アウトリーチ活動においては新型コロナウイルス感染症の影響により、残念ながら対面の活動は実施できませんでしたが、オンラインを活用した「バーチャル先端研公開」を開催いたしました。

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