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東京医科歯科大学生体材料工学研究所

Institute of Biomaterials and Bioengineering, Tokyo Medical and Dental University
  • 第1部会
  • 共同利用・共同研究拠点

研究所・センターの概要


所長
宮原 裕二
Miyahara, Yuji
キーワード
バイオマテリアル、医療デバイス・システム、生体機能分子、生体医歯工学
住所
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台2-3-10

東京医科歯科大学生体材料工学研究所は、医療系総合大学の中に設置された理工学系の研究所であり、医学・歯学系の研究者や病院と密接に連携しながら、生体機能の修復・解析に資する生体材料や生体工学の研究・教育を行っています。当研究所は昭和26年4月1日(1951年)、歯科材料研究所として本学に設置されて以来、研究陣、研究設備の充実、改称、建屋の新築などを経て現在に至っており、医学、歯学、工学の融合分野において60年余りの歴史と伝統があります。医歯工連携というユニークな特徴を持ち、医療における「ものづくり」を支える先導的な研究所として、生体分子、生体材料、生体システムなどの分野で世界をリードする研究を行い、多くの製品を世に送り出してきました。教育面では、本学の理念である「医歯工連携」の「工」の分野を担い、生体材料、生体工学、また創薬などの機能分子の教育を担当しており、高度な先端医療や最先端研究を先導する人材の教育と育成を行っております。

平成30年度の研究活動内容及び成果


生体材料工学研究所が中核機関となって推進している文部科学省共同利用・共同研究拠点「生体医歯工学共同研究拠点」において、平成30年度は229件の共同研究の応募があり、そのうち211件の研究課題が採択されました。8月には当研究所において高分子イオン感応膜を有するイオンセンサに関する拠点の実習が開催され、若手研究者を中心に異分野融合領域のものづくりを体験しました。11月に拠点国際シンポジウムが2日間にわたり広島大学で開催されました。さらに平成31年3月には本拠点の成果報告会が当研究所で開催され、1年間の共同研究の成果を発表して情報交換するとともに、新たな共同研究の探索に向けて研究者同士が交流を深めました。

平成30年度の新たな取り組みとして、他のネットワーク型共同利用・共同研究拠点との緩やかな連携を推進いたしました。物質・デバイス領域共同研究拠点及び放射線災害・医科学研究拠点と緩やかな連携に関する協定を締結し、6月に物質・デバイス領域共同研究拠点の活動報告会(北海道)で本拠点の活動内容を紹介し、また平成31年1月には放射線災害・医科学研究拠点の第3回国際シンポジウム(福島)において本拠点の活動をポスター発表により紹介いたしました。今後さらに相互交流を進め、三拠点間の連携を深めていきます。

社会との連携


わが国では高齢化が進展し、今後の医療、介護のあり方が社会的課題となっている中、「ライフイノベーションの推進」が、我が国の将来にわたる成長と社会発展を実現するための主要な柱として位置付けられています。生体材料工学研究所では主に材料分野、システム分野を中心に他大学との共同研究を通して、幅広い材料及びデバイス・システムを生命科学や医療に応用する取り組みを推進しています。材料分野では名古屋大学未来材料・システム研究所、東北大学金属材料研究所、東京工業大学フロンティア材料研究所、大阪大学接合研究所、早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構、及び生体材料研究所が参画し、文科省「学際・国際的高度人材育成ライフイノベーションマテリアル創製共同研究プロジェクト」を推進しています。また、デバイス・システム分野では文科省共同利用・共同研究拠点に認定され、東京工業大学未来産業技術研究所、広島大学ナノデバイス・バイオ融合科学研究所、静岡大学電子工学研究所がネットワークを形成して、共同研究を推進する体制を整えています。このように他大学との連携・共同研究を通して、生体材料研究所だけでは研究対象としていない材料やデバイス・システムを生命科学や医療の分野に応用し、実用化の機会を増やして持続的に産業化や社会に貢献することを目指しています。

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