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徳島大学先端酵素学研究所

Institute of Advanced Medical Sciences, Tokushima University
  • 第2部会
  • 共同利用・共同研究拠点

研究所・センターの概要


所長
髙濵 洋介
Takahama, Yousuke
キーワード
基礎医学、分子生物学、免疫学、酵素、ゲノム、プロテオーム、糖尿病、オープンイノベーション
住所
〒770-8503
徳島県徳島市蔵本町3-18-15

徳島大学先端酵素学研究所は、2016年、既設の疾患酵素学研究センターと疾患プロテオゲノム研究センターを統合するとともに、藤井節郎記念医科学センターと糖尿病臨床・研究開発センターを附属施設として設置されました。先端酵素学研究所は、酵素をはじめとするタンパク質の分子機能研究を基盤に、ゲノムから個体に至る生命情報を統合的に理解する先端的な基礎医学研究を推進し、国際的に先導的な成果を発信していくことで、健康長寿社会の実現に向けた難治性疾患および慢性疾患、とりわけ免疫難病と糖尿病、の根本的理解と治療法の開発を目指しています。また、国際的視野を有する意欲的な若手研究者の育成に寄与することを目指しています。

平成28年度の研究活動内容及び成果


  • 学術成果として,新規ゲノム編集技術による遺伝子改変ブタ作製法の開発(初期発生研究分野 Sci Rep 2016),ミトコンドリア障害に応じて活性化する抗ウイルス防御機構の発見(炎症生物学分野 PNAS 2017),胸腺機能形成を支配する転写因子作動機構の解明(免疫系発生学分野 Nat Commun 2017)などの成果があった。
  • 新たな共同利用・共同研究拠点事業を始動させた。平成28年度は,共同利用・共同研究に加えて,熊本地震被災研究者の研究の場を提供するために熊本地震支援に関する共同研究を設けることとして公募要領を定め,公募と選考を実施し,合計52件の応募のうち28件を採択し(採択率54%),共同利用・共同研究を実施した。
  • トランスオミクス医学を全国4拠点で連携推進することで,生体恒常性破綻による様々な疾患の病因解明,診断,治療に道を開くことを目指す「トランスオミクス医学研究拠点ネットワーク形成事業」を開始した。6月に実施4大学研究所の責任者によるキックオフ会議,11月に第1回合同研究国際シンポジウムの開催があった。
  • 大型研究機器の有効稼働体制の確立について,2つの共同機器室にて累計3812回の使用があった。受託解析については,次世代シーケンサ解析関連で累計59件の利用,ゲノム編集動物作製関連で累計47件の利用,プロテオーム受託解析で累計594件の利用があった。またオープンラボとレンタルラボについては,学内外の計14グループから利用され,共同利用マウス飼育施設については,1日平均14808頭の利用があった。
  • 全国の10大学研究所とともに,第11回研究所ネットワーク国際シンポジウムを1月に主催した。3名の海外からの先導的研究者の招待講演,160名を超える参加者による活発な議論を含む,国際学術シンポジウムを開催した。また,研究所の若手研究者が主体的に運営する研究所セミナーの毎月定例開催を開始した。

社会との連携


ゲノムから個体に至る生命情報を統合的に理解する先端的な基礎医学研究成果を社会に還元するために、学内外に開かれたオープンラボに企業を含む学外研究者を迎え入れて、学際融合的なアプローチでイノベーション創出を目指す「オープンイノベーション」システムを始動させました。また、徳島県が克服すべき最重要課題である糖尿病に対し、発症・重症化の阻止による健康寿命の延伸を目指した研究推進を基盤に、人材育成と先進的医療連携基盤による良質の均てん化された糖尿病診療の地域展開を進めています。更に、地域の高校生を研究室に招き入れての遺伝子組換え実験講習会、特定非営利活動法人「ゲノム徳島」との連携による市民公開講座など、地域の市民を直接的な対象とする社会連携活動を実践します。

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