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大阪大学社会経済研究所

Institute of Social and Economic Research, Osaka University
  • 第3部会
  • 共同利用・共同研究拠点

研究所・センターの概要


所長
石田 潤一郎
Ishida, Junichiro
キーワード
行動経済学、経済実験、経済政策、制度設計
住所
〒567-0047
大阪府茨木市美穂ヶ丘6-1

社会経済研究所は、社会が直面する様々な経済問題について、全世界の経済学研究機関と競争し協調しながら世界トップレベルの理論的・実証的研究を行い、現実の経済政策や制度設計への貢献をはじめとして研究過程で得られた新たな知見を広く社会に還元するとともに、これらの研究を継承する優秀な研究者を養成することをミッションとしています。国際的な観点からみた特色は、(1) 世界中から国際的な経験を積んだ優秀な研究者を採用していること、(2) 国際的研究拠点として国際的に権威ある学術誌を発行していること、(3) 世界中から著名な研究者を長期的、短期的に招へいして共同研究を行っていることがあげられます。国内的には (i) 近代経済学に特化していること、 (ii) 最新設備を有する経済実験ラボとモバイル実験システムを備え、経済学理論の実証的な検証による新たな経済制度の設計に役立てていること、(iii) 最新の理論に基づく政策分析を行い、かつ、定期的にセミナーを行い内外の研究者と交流を深めていることがあげられます。

平成27年度の研究活動内容及び成果


世界の学術拠点大学との交流による国際的研究ネットワークの形成

共同研究を推進する際、各研究機関に属する研究者同士が一堂に会して議論するための「場」が不可欠です。そのために本研究所は、最先端経済理論研究と制度設計への応用に関する国際共同研究促進プログラムにおいて、ミクロ経済理論とその制度設計への応用に関して優れた研究成果を上げている研究者を広く海外から招聘し、かつ、国際的なワークショップを開いて、各地の研究者と交流する「場」を設け、21世紀の大規模かつ多様な世界的変化に対応した望ましい経済制度について研究しています。特に、この研究交流計画に基づいて、27年5月にMOVE(スペイン、バルセロナ自治大学付属研究組織)との共同ワークショップが開催され、大きな成果を上げました。他に、27年度は、アジア地域で、タイ・チュラロンコン大学と学術協定を締結して、Joint Workshopを開催、香港大学(香港)および中央研究院(台湾)との学術交流協定に基づいてコンファレンスを開催しました。ヨーロッパでは、オランダのグローニンゲン大学、イタリアのローマ大学と共同で研究開発、技術進歩と生産性に関する国際ワークショップをローマで開催し、また、アメリカおよびドイツの研究者を招聘して経済成長と景気変動に関する国際コンファレンスを開催しました。その成果として、本研究所が中心的なテーマのひとつに取り上げている行動経済学の論文をまとめた論文集「Behavioral Interactions, Markets, and Economic Dynamics」「Behavioral Economics of Preferences, Choices, and Happiness」をSpringer出版から刊行、収録総数のうち所員の論文15本が収録されました

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社会との連携


本研究所は、2015年8月に一般社会人を対象とした第12回行動経済学研究センターシンポジウム「小説の中の経済学」を開催(参加者221名)、2015・第9回市民環境講座、NTT応用科学コンソーシアム連携セミナーに講師として参画、またEテレ「オイコノミア」への主演等、積極的に公開講演・シンポジウム等を行っています。また、経済学に関する書籍の刊行(「経済学のセンスを磨く」など)、新聞記事・雑誌への寄稿などを通して、研究で得られた経済学の知見の社会への還元に取り組んでいます。さらに、各種審議会委員・委員会委員に就任し、現実の経済政策や制度設計にも参画するなど、本研究所では幅広く社会活動を行っています。

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