電子科学研究所(電子研)は「光」、「物質」、「生命」の3つの研究部門と「附属グリーンナノテクノロジー研究センター」および「附属社会創造数学研究センター」からなる研究体制のもと、積極的な異分野融合により世界トップレベルの「複合領域ナノサイエンス」の基盤を構築することで、学内および外部との連携による新たなイノベーションや新学術の創成をめざしています。また、東北大多元研、東工大研究院化生研、阪大産研、九大先導研と共に5大学研究所間アライアンスを組織し、大学の垣根を越えたネットワーク型「物質・デバイス領域共同研究拠点」として認定され、最先端のナノテク関連設備群の共用化、人材育成等を通じて、研究所横断的な共同研究を推進することで、異分野融合とマテリアルイノベーションの実現をめざします。
電子研では最新の研究成果を随時プレスリリースしています。2023年度に公開された研究成果の一部を以下に記します。
平成30年度に、電子研が「株式会社 読売新聞東京本社 北海道支社」と連携講座の交流協定を結んだことをきっかけに、読売新聞社とは、平成31年度に、電子研も構成組織である総長直下組織の創成研究機構と協定を結びました。さらに、令和2年度に、本学と相互に連携した社会貢献活動を推進するため包括連携協定を締結しました。この協定により、小中高校生に科学の面白さを伝えるイベントや様々な連携活動を実施しており、北大の教育活動の高度化や地域社会のより良い暮らしに貢献する諸活動の推進を図っています。令和4年度に、北大と読売新聞が主催、電子研の中垣教授が代表の学術変革領域研究(A)ジオラマ行動力学が共催となり、サイエンスレクシャー2022「え?身近な原生生物がこんなにも〇〇!?」を、北海道旭川北高等学校で開催しました(写真)。
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