当研究所の目的は、海洋エネルギーに関する研究教育とその科学技術を戦略的に推進する国際的な先導的中核研究拠点として、海洋エネルギーに関する研究教育を総合的かつ学術的に行い、その研究基盤を確立するとともに、その利用促進に貢献することにより、21世紀の地球規模でのエネルギー問題と環境問題の解決に寄与することです。
特に新しい概念を導入した海洋温度差発電システム、波力発電システム、潮流発電システム、洋上風力発電システムを中心に、「海洋に賦存する膨大な種々のエネルギー及びエネルギー物質の回収とその複合的高度利用法」、「海洋エネルギー利用に関連する海洋環境への影響の解明」などに関して、基礎と応用、実証を目指した研究を行う全国で唯一の研究教育拠点です。
令和4年度から「海洋エネルギー研究センター」を「海洋エネルギー研究所」に名称変更しました。
アメリカ、フランス、オランダ、インド、パラオ共和国、マレーシア、インドネシア、中国、韓国などと学術協定などを締結し、海洋温度差発電システムや波力発電システムなどに関する研究・教育による連携を推進しています。JST/JICAによるマレーシア工科大学との地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)や、国連傘下のCTCN(気候技術センター・ネットワーク:Climate Technology Centre & Network)などの海洋温度差発電に関する研究開発を推進しています。令和3年度は、SATREPS事業においてハイブリッド海洋温度差発電プラントをマレーシアに輸出しました(写真参照)。輸出したプラントは令和4年度からマレーシアで稼働させ共同研究を実施する予定です。
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