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京都大学人文科学研究所

Institute for Research in Humanities, Kyoto University
  • 第3部会
  • 共同利用・共同研究拠点

研究所・センターの概要


所長
髙木 博志
Takagi, Hiroshi
キーワード
人文学、人類学、社会学、情報学、科学史、中国学、東洋学、現代中国研究
住所
〒606-8501
京都府京都市左京区吉田本町
文献学、フィールドワーク、共同研究

人文科学研究所は「世界文化に関する人文科学の総合研究」をミッションとして掲げています。1939年に京都大学の附置研究所として設立された同名の研究所と、東方文化研究所(1929年に東方文化学院京都研究所として設立)および西洋文化研究所(1934年ドイツ文化研究所として設立)が統合して、1949年に今日の人文科学研究所が発足しました。現代社会において人文科学が果たすべき役割は大きくなっています。文献学・フィールドワーク・共同研究の手法によって、さまざまな文化の価値や相渉関係を探究することを目指しています。共同研究班は、分野・領域を超えた研究者を学内・学外、さらには国外から募って組織します。2010年度からは、共同利用・共同研究拠点として「人文学諸領域の複合的共同研究国際拠点」の活動を開始しました。

平成29年度の研究活動内容及び成果


「人文学諸領域の複合的共同研究国際拠点」として

共同利用・共同研究拠点「人文学諸領域の複合的共同研究国際拠点」として、研究課題を公募する共同研究などの活動を進めました。共同研究拠点としては、国際シンポジウム、ワークショップなどを積極的に開催し、諸外国からゲストを招いての研究動向の意見交換や国内の関連分野の研究者や若手研究者の招聘によって国公私立大学の枠をこえた学術交流の場を提供しています。共同利用においては、附属東アジア人文情報学研究センターでは全国漢籍データベース、東洋学文献類目データベース、拓本文字データベースなどの拡充を図るとともに、研究所所蔵の考古資料、映像資料などを電子化して公開するデジタルアーカイブ事業を推進しました。さらに京都独自の学問的な発展を明らかにすることを目的とする「みやこの学術資源」研究拠点形成プロジェクトに取り組みました。また、研究成果を社会に還元するため、人文研アカデミーや連続シンポジウム、レクチャーシリーズなどの公開事業を行いました。

なお、平成30年度においては拠点公募研究として、新規に発足した「日本鍼灸医術の形成-近世医学史の再構築」の他、継続中の「オーラル・ヒストリー・アーカイヴスによる戦後日本映画史の再構築」「フーコー研究―人文科学の再批判と新展開」班などが研究会をはじめとしてシンポジウムなどを開催する活動を展開しています。次年度においても新たな公募を行う予定です。 

社会との連携


「人文研アカデミー」の活況

人文研は創立当初から夏期講座(7月)や開所記念講演会(11月)をつうじて、研究成果を社会に還元する活動に努めてきました。2006年に「人文研アカデミー」を発足させ、共同研究の最新成果を世に問う共同研究セミナー、好評を博しているレクチャー・コンサート、タイムリーな問題を討議する特別シンポジウムなどを企画実施しています。このほか附属東アジア人文情報学研究センター(旧漢字情報研究センター)では2005年3月より東京で「TOKYO漢籍SEMINAR」(年1回)を開催して、中国学の様々な分野をテーマとする講演を行っています。さらに高大連携事業として「高校生のための夏期セミナー」など、新たな試みにも挑戦しています。京都大学の他部局や、京都アスニー、日カルチャーセンター、関西日仏学館といった学外組織と連携したプログラムも提供しています。対話とふれあいの場としての開かれた研究所をめざす活動の一環です。また、京都府民ホール・アルティでは2019年まで四年連続でジャズのレクチャーコンサートを開催し、毎回満員(300人を超える)の聴衆を集め、さらに2018年からは府内の高校生30名を招待しています。レクチャー内容については常に共同研究や国際ワークショップの成果が反映されています。

 

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