ニュース
2015年10月06日
【速報】東京大学宇宙線研究所梶田隆章教授のノーベル物理学賞受賞が決定
2015年10月6日、ノーベル財団は、2015年ノーベル物理学賞を、東京大学宇宙線研究所長 梶田隆章教授とArthur B. McDonald氏に授与することに決定したと発表しました。
梶田教授の受賞は、1998年に大気ニュートリノの観測により、ニュートリノ振動とよばれる現象の存在を実証したことによるものです。ニュートリノ振動とは、素粒子ニュートリノが飛行中に種類を変える現象で、この発見によりニュートリノに質量があることが示されました。
ノーベル物理学賞の受賞が決まった東京大学宇宙線研究所梶田隆章教授の
記者会見の様子(提供:東京大学)