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京都大学こころの未来研究センター

Kokoro research center, Kyoto University
  • 第3部会

研究所・センターの概要


センター長
河合 俊雄
Kawai, Toshio
キーワード
こころの学際研究、心理学、脳科学、人文社会科学、基礎研究と社会連携
住所
〒606-8501
京都市左京区吉田下阿達町46

こころの未来研究センターは、「こころ」を探求する学際的研究組織として2007年4月1日に設置されました。当センターは、その研究成果に基づいて、未来に向かって生きるこころのあり方を示すことをミッションとして、心理学、認知科学、脳科学、神経生理学、公共政策学、美学芸術学、仏教学など多彩な専門分野の研究者が「こころとからだ」「こころときずな」「こころと生き方」の3領域に関わる研究プロジェクトを推進しています。また、研究成果を社会に向けて発信することにも力を入れており、毎年多くの公開シンポジウムや教育事業を実施しています。研究スタッフは、2021年4月現在、教授3名、特定教授1名、准教授3名、特定講師4名、助教1名、特定助教3名、特定研究員5名、非常勤研究員7名です。

令和2年度の研究活動内容及び成果


「こころの総合的研究の推進」という目標のもと、「こころとからだ」「こころときずな」「こころと生き方」という3つの研究領域に関連する多様な連携プロジェクトを推進しています。

論文刊行・書籍出版等

『Neuroscience and Biobehavioral Reviews』『Neuroimage』『Human Brain Mapping Autism research』『認知科学』『心理学評論』『Emotion』『Frontiers in Psychology』『International Journal of Environmental Research and Public Health』『Acta Psychologica』『Journal of Experimental Psychology: Learning, Memory, and Cognition』『Plant Biotechnology』『Current Directions in Psychological Science』『Journal of Cross-Cultural Psychology』『Cognitive Research: Principles and Implications』『Behavioural Processes』等のジャーナルに研究成果が公刊され、『〈こころ〉とアーティフィシャル・マインド』『心理療法家がみた日本のこころ―いま、「こころの古層」を探る』『これからの幸福について:文化的幸福観のすすめ』『あなたはこうしてウソをつく』『SNSカウンセリング・ケースブック』(分担執筆)『顔身体学ハンドブック』(分担執筆)等の書籍を出版。ジャーナル『Psychologia』、センター広報誌『こころの未来』23・24号を刊行しました。

受賞歴

日本心理学会第84回大会・特別優秀発表賞(2件)

シンポジウム・研究会・セミナー等の開催

国立大学附置研究所・センター会議第3部会(人文・社会科学系)シンポジウム「データからみる地域研究」(オンライン開催・参加者143名)では地域研究をテーマに「ビッグデータ」や「AI」を用いたデータサイエンスがどのように用いられるか、従来のフィールド調査とは異なる、様々な学問領域でのデータサイエンスを取り入れた地域研究に焦点を当てた開催となりました。また、平成27年に発足した「京都こころ会議(Kokoro Initiative)」の事業として、第5回京都こころ会議シンポジウム「こころとコロナ危機」(オンライン開催・参加者344名)を開催しました。そのほか、動画配信の形式で「鎮守の森コミュニティセミナー」(再生回数529回)、「政策研究セミナー『AIを活用した社会構想と政策提言―展望と課題』」(再生回数246回)を開催、ベルリン工科大学・国際分析心理学会・IAASと「The Narratives in times of radical transformation Conference 2020」(オンライン開催・参加者70名)を共同開催しました。
※動画再生回数は2021年4月現在。

社会との連携


研究成果を社会に還元するため、一般向けの講演会やイベントを多数開催し、自治体との共同事業や高校生を対象としたレクチャーなど、幅広い活動を行っています。

社会連携・社会貢献

上廣倫理財団寄付研究部門2020年度研究報告会(オンライン開催・参加者144名)では「仏教から考えるコロナ時代の生き方」をテーマに討議を行いました。新型コロナウィルス感染症が世界中に拡大し、国内でも大きな混乱をもたす中、ソーシャルディスタンスの推奨、オンライン化など、社会システムが大きくかわりつつあります。ウィズコロナ、さらにはポストコロナの時代をどう生きていくべきか、社会全体で考えていく必要があります。本報告会では、インド古典文献や仏教文献の記述に着目しつつ、コロナ時代の生き方について学際的な議論をアジアの伝統知にもとづき提言を行いました。また、本学人文社会科学分野の特別講義をリアルタイム双方向授業として全世界にオンライン無料公開する講義シリーズ「京都大学オンライン公開講義 “立ち止まって、考える”」ではセンター教員5名がリレー講義を担当しました。そのほか、公開講座「日本仏教セミナー:八宗綱要」(参加者30名)、2020年度市民講座「無と意識の人類史―生と死のグラデーション」(動画配信・再生回数387回)、市や自治会連合との間に結ばれた包括連携協定をもとに、地域の幸福についての共同研究も実施しています。
※動画再生回数は2021年4月現在。

教員

教員

第5回京都こころ会議シンポジウム

第5回京都こころ会議シンポジウム

センター連携MRI研究施設

センター連携MRI研究施設

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